美本
びほん
名詞
標準
attractively bound book
文例 · 用例
装幀瀟洒な美本である。
— 太宰治 『パウロの混乱』 青空文庫
)松の葉、帙入美本、十四円。
— 木下杢太郎 『パンの会の回想』 青空文庫
そこで例の原稿を筐底から取出して見てもらうと、差当りそれを出そうということになったが、逸早くもこうした美本となって世に出るようになったことに就いては、青磁社の各位に感謝しなければならない。
— 伊波普猷 『「古琉球」改版に際して』 青空文庫
彼は迂濶にも「日本橋」の出版の豫告を知らなかつたので、菊判帙入の美本を手に取上げる迄は、それが眞實に泉先生の新作であるかどうかを疑つた。
— 購書美談 『貝殼追放』 青空文庫
すばらしい美本の建築設計集であった。
— 海野十三 『一坪館』 青空文庫
大判の、ちょッと色の変った美本であった。
— 教祖展覧会 『安吾巷談』 青空文庫
子規全集、白秋全集〔前期〕の美本を刊行、つぶれては起き直り、起き直ってはつぶれ仕事はやれるだけやった、出版界の豪傑塙団右衛門であった。
— 室生犀星 『我が愛する詩人の伝記』 青空文庫
私が少年時代に濫読させて貰った辻川の三木家の蔵書は美本ばかりで、ちょっとでも痛みそうなもの、けばだったものなど、直ぐに手当がしてあった。
— 柳田国男 『故郷七十年』 青空文庫
作例 · 標準
古書店で、状態の良い美本を見つけるのは至難の業だ。
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彼は収集した美本を、大切に書庫に保管している。
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この限定版の美本は、コレクターの間で高値で取引されている。
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