何時ものごとく
いつものごとく
副詞
標準
as usual
文例 · 用例
自分はいつものごとくに、おんぼという姉とおんもという妹とをいっしょに背負うて、しばらく彼らを笑わせた。
— 伊藤左千夫 『奈々子』 青空文庫
機関長がいつものごとくに祈祷をした。
— 北極星号の船長 医学生ジョン・マリスターレーの奇異なる日記よりの抜萃 『世界怪談名作集』 青空文庫
けれどそれでも帰りにはいつものごとく、心じょうぶに愉快になって、それほど失望するにも及ばないような心地で帰られた。
— 伊藤左千夫 『廃める』 青空文庫
「とんちゃんとんちゃん」という声も、いつものごとくにかわいかった。
— 伊藤左千夫 『老獣医』 青空文庫
すると、女はすこしも刺激に感じない、しかも、いつものごとく男を酔わせる調子で、「お金は、あすこじゃいただけないのよ」と言った。
— 夏目漱石 『三四郎』 青空文庫
いつものごとくおしゃべり屋伝六が、年じゅう忙しくてたまらないといったふうに、せかせかしながらやって来ると、しょうぜんと顔の青ざめた見知らぬ若者が、おどおどしながらへやのすみにうずくまっていたものでしたから、よほど不意を打たれたとみえて、遠慮もなく例のお株を始めました。
— 達磨を好く遊女 『右門捕物帖』 青空文庫
けれどがいして田舎は平和で、夜はいつものごとく竹藪の外に藁屋の灯の光がもれた。
— 田山花袋 『田舎教師』 青空文庫
老婆は、昨夜八時少し前にいつものごとくお湯に行き、それから八百屋へ買い物に行って、十時頃帰ったのですが、応接室にあかりがついていたので、不審に思って見にいったのであります。
— 小酒井不木 『玉振時計の秘密』 青空文庫
作例 · 標準
休日の朝は、いつものごとく昼過ぎまでベッドの中でダラダラと動画を見て時間を溶かしてしまった。
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彼は定例会議が始まると、いつものごとく腕を深く組み、目をつぶって自分の世界に入って考え込んでしまった。
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今年の忘年会もいつものごとく、部長のやたらと長い乾杯の挨拶から始まって、すっかり冷めたビールを飲む羽目になった。
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