帝徳
ていとく
名詞
標準
emperor's virtue
文例 · 用例
其処へ、支那宮廷の宴遊の方式と共に、厳り立てた園池・帝徳頌讃の文辞が入りこんで来たのだ。
— 万葉集以後の歌風の見わたし 『短歌本質成立の時代』 青空文庫
踏歌から出て、帝徳を頌し聖寿を呪するものなるが為の名である。
— 折口信夫 『万葉集研究』 青空文庫
さう考へられるやうになつたのも事実に近いが、元々帝徳を言ふものゝ様に、古代において既に解釈してしまつてゐたやうであるが、恐らくある時代の君主のとてみずむの標示であつたものと解すべきであらう。
— 折口信夫 『日琉語族論』 青空文庫
また、この歌は応詔の歌であるが、特に帝徳を讃美したような口吻もなく、離宮に聞こえて来る海人等の声を主にして歌っているのであるが、それでも立派に応詔歌になっているのを見ると、万葉集に散見する献歌の中に、強いて寓意を云々するのは間違だとさえおもえるのである。
— 斎藤茂吉 『万葉秀歌』 青空文庫
それは帝徳録と云ふものであります。
— 内藤湖南 『弘法大師の文藝』 青空文庫
さう云ふ語類を集めたものが帝徳録と云ふのでありますが、其の帝徳録と云ふものは、日本國現在書目には二卷としてある。
— 内藤湖南 『弘法大師の文藝』 青空文庫
清答曰、皇帝徳並二儀、澤流四海、以王慕化故、遣行人來、此宣諭。
— 魏徴 『隋書倭國傳』 青空文庫
(b)だからこの徳は、他のもろもろの「帝徳」に比較してほとんどほめるに足らないのである。
— ESSAIS DE MONTAIGNE 『モンテーニュ随想録』 青空文庫
作例 · 標準
「この国の礎は、歴代の帝徳に支えられてきたのだ。」
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臣下は、帝の徳を称え、その統治の正しさを説いた。
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彼の功績は、単なる軍事力だけでなく、その深い帝徳によっても国民の心を掴んだ。
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