頗多
頗多
名詞
標準
文例 · 用例
茶山の春初の詩は頗多い。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
先づ宋の太宗の太平興国八年に成つた太平御覧に本草経の文を引くものが頗多い。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
「友人園中巌桂頗多、因乞一株、八月十三日静宜亭宿題、」「観濤、同上、」「村醸新熟、静宜亭席上」の七絶、七律、五律各一がある。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
」 蘭軒|手沢の書には古いものが頗多かつたが、大抵鈔本であつた。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
既にして松田氏の入門した頃は、諸藩の子弟にして来り学ぶものが頗多かつた。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
然るに柏軒先生は毎旦将軍に謁し、退出後も亦頗多事であつたので、多くはわたくしが代つて脈を候ひ方を処した。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
しかし諸人の間には異議も亦頗多かつた。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
使徒より降つて師父 patres ecclesiae に至れば言論の激烈なるものが頗多い。
— 森鴎外 『古い手帳から』 青空文庫