勢力家
せいりょくか異読 せいりょっか
名詞
標準
man of influence
文例 · 用例
それは体格のいい勢力家がよくやるし、また歯の丈夫な人がよくやることだよ。
— THE YELLOW FACE 『黄色な顔』 青空文庫
助役らしい鬚の生えた中年者と土地の勢力家らしい肥った百姓とがしきりに何か笑いながら話していたが、おりおり煙管をトントンとたたく。
— 田山花袋 『田舎教師』 青空文庫
母の客に行つてゐた所は、その遠縁にあたる高木といふ勢力家であつたので、大変都合が好かつた。
— 夏目漱石 『それから』 青空文庫
お光はさういふ時、タバコのことよりも、郡參事會なぞを鼻にかけて、土地の勢力家顏をする旦那の淺果敢な容子が、厭やでならなかつた。
— 上司小劍 『兵隊の宿』 青空文庫
……兵隊の身になると、議員なんどしてる勢力家の家へ泊ると窮屈なもんやげな。
— 上司小劍 『兵隊の宿』 青空文庫
が、思兼尊と手力雄尊と、この二人の勢力家だけは、容易に賛同の意を示さなかった。
— 芥川龍之介 『素戔嗚尊』 青空文庫
それも偽らぬ心であったと同時に、追々と界隈の人気や、勢力家の好悪、その人たちの考えなども伝えられ、うっかり税庫の棟梁をひき受けた自分のうかつさをくやむ気持も真実であった。
— 本庄陸男 『石狩川』 青空文庫
我々の国には、隠者が平安末から現れて、貴族・勢力家の家々へ自由に出入してゐました。
— 折口信夫 『無頼の徒の芸術』 青空文庫
作例 · 標準
彼は地域社会の長年の貢献者で、今では誰もが認める勢力家だ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
その会社の社長は、業界内で知らない人がいないほどの勢力家として名を馳せている。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
若い頃から政治活動に熱心で、今や彼は党内の重要な勢力家の一人となった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash