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にして

にして
表現
1
標準
in (a period of time, manner)
文例 · 用例
別に邪魔になる程に、大声で笑つたわけでもなかつたし、それにしてもだ、先生がカン/\になつてたことは事実だし、先生自身何をそんなに怒るのか知つてゐぬらしいことも事実だし、俺としたつて意地やふざけで笑つたわけではなかつたのだ。
中原中也 夏と悲運 青空文庫
けれどもそのお前自身にしてみれば、その註文を抱いてこそ生きてゐるやうなものでもあるのだ。
中原中也 思ひ出す牧野信一 青空文庫
が、まあこのおしまひの手合なんぞは、云つてることに何の意味もないにしてからがチヨイト頭を捻ること言換れば位置にお構ひなしに移動の万能範囲を拡げることが、いとも優秀なことのやうに思はれることは現時の流行感冒である。
中原中也 音楽と世態 青空文庫
言換れば、彼の詩には猶事象そのことに対個人的な興味――結局これは詩に於ては散文に於けるよりも一層散文的なものとして留るもの――があつて、それが詩性を少しく散漫にしてゐると思ふのである。
中原中也 菊岡久利著「貧時交」 青空文庫
どうせ目下が精神の貧寒時代であることは分つてゐますし、詩人が存外の苦吟をするのであることも分つてゐるのですから、もつとあけすけにして、もつと具体的なことを論ずることが、詩壇の急務ではありますまいか。
中原中也 近時詩壇寸感 青空文庫
昨今の如く、交際ばかりがうまくて、仕事はその交際のお景品のやうにしてゐるインテリが、インテリの中で比較的景気のよい方に属するといふが如き、そんな有様では、もともと冠履転倒である。
中原中也 作家と孤独 青空文庫
要するに不思議な運命のそれ自体単純にして、それを織成す無限に複雑な因子の離合の間に、今や我々に既に分つたことは、宮沢賢治は死後間もなく認めらるるに至つたといふことである。
中原中也 宮沢賢治全集 青空文庫
さういふと、外国人はたゞもう楽天的で、我々は唯もう渋い一天張りの国民のやうな気もするが、そんなことは、一朝にして決められることではない。
――人と海―― 海の詩 青空文庫
作例 · 標準
彼は僅か十年目にして、会社の社長に就任した。
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それは彼にして初めて成し遂げられる偉業だった。
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三十にして立つ、という言葉があるように、節目となる年齢だ。
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2
標準
despite
作例 · 標準
彼は天才にして、努力家でもある。
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あんなに疲れているにして、よく頑張っているよ。
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病気を患っているにして、彼は驚くほど元気だった。
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3
標準
as well as
作例 · 標準
彼女は女優にして、慈善活動家でもある。
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あの建物は図書館にして、地域の交流センターの役割も果たしている。
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彼は学者にして、優れた教育者でもある。
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4
標準
at (a location)
作例 · 標準
ここにして、私たちの冒険が始まる場所だ。
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まさにこの時、この場所にして歴史が動いた。
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彼が生まれ育ったのは、この小さな村にしてだった。
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