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亀の歩み

かめのあゆみ
表現名詞
1
標準
slow and steady pace
文例 · 用例
ゆっくりと――亀の歩みのように――霊魂のほのかな灰色の曙が近づいてきた。
THE PREMATURE BURIAL 早すぎる埋葬 青空文庫
亀の歩みも焦ったいには相違ないが、それでも一つ処に停止していないのは事実である。
岡本綺堂 綺堂むかし語り 青空文庫
たとい亀の歩みでも、牛の歩みでも、歩一歩ずつ進んでいるには相違ないと云うことだけは信じている。
岡本綺堂 綺堂むかし語り 青空文庫
往来の多い街中のしき石路や、ぬかる路、雨のふる日も晴れた日も、樫を削つた木の片を、堅い二つの櫂にして、強い駱駝が根気よく長い沙漠を行くやうに、醜い風姿を日に曝し、そことめあては無いながら、亀の歩みを続けてく。
與謝野寛 妄動 青空文庫
自らその蛮勇なしと省みたならば徒に空いた電車を待つよりも、泥亀の歩み遅々たれども、自動車の通らない横町あるいは市区改正の破壊を免れた旧道をてくてくと歩くに如くはない。
一名 東京散策記 日和下駄 青空文庫
作例 · 標準
「私の英語学習はまさに亀の歩みだけど、単語帳一冊をようやく終えそうだよ」
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巨大なプロジェクトの進捗は亀の歩みで、誰もが納期に間に合うか不安を感じていた。
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「はあ、亀の歩みでもいいから、少しは前進している実感が欲しいよね」と溜息をつく。
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彼は亀の歩みのような誠実さで、十数年かけて一軒の古民家を自力で再生させた。
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