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黒樫

くろがし
名詞
1
標準
black oak
文例 · 用例
脳実質は血液豊富にして、稍、軟弱」 王の遺骸は黒樫の棺槨におさめ、ウルム湖畔にある陸繋島のシュロスベルヒ(城の山)という丘の上にある古城(ルウドイヒ二世が造営した新城にたいしていう)に移し、王が幼なかった頃、起居した「マク王の部屋」に安置して椰子の葉と薔薇の花で蔽った。
久生十蘭 泡沫の記 青空文庫
黒樫の腰板をまわした、天井の高い客間の南側は、いちめんにガラス扉で、そこから谷を見おろす、ひろびろとした芝生の庭に出られる。
久生十蘭 あなたも私も 青空文庫
「も一つ」 お甲は、取り残していた四尺ほどの黒樫の木剣を出した、武蔵が間でうけとった。
地の巻 宮本武蔵 青空文庫
武蔵は、お甲からもらった黒樫の木剣を常に離さなかった。
地の巻 宮本武蔵 青空文庫
武蔵は黒樫の木剣を低く持って、一歩でも入って来たらその者の脛をヘシ折ろうと構えていたし、又八は、壁の陰に立って、刀を振りかぶり、彼らの首が入口から三寸と出たら、ばさりと斬ッて落そうと、撓めきッている。
地の巻 宮本武蔵 青空文庫
お甲は、隅へ退いて立っていた、その跡の位置に、武蔵は黒樫の木剣を横に撓めて待っていた、そして典馬の脚もとを目がけて、半身を投げ出すように烈しく払った。
地の巻 宮本武蔵 青空文庫
彼の影が、典馬の背へ、重なるように躍びかかったと見えた時に、黒樫の木剣から、血が噴いて、こうもの凄い悲鳴が聞えた。
地の巻 宮本武蔵 青空文庫
自己の対象となる何物もない山の中を、いらいらした眼つきを持ち、例の黒樫の木剣を杖に持ってである。
地の巻 宮本武蔵 青空文庫
作例 · 標準
黒樫の木は、非常に硬く耐久性があるため、家具材として重宝される。
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この公園には、樹齢数百年にもなる黒樫の巨木がそびえ立っている。
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秋には、黒樫の葉が深い赤褐色に色づき、美しい景色を作り出す。
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