幼き
おさなき
形容詞-語幹
標準
very young
文例 · 用例
やれ、嬉しや、たすけを求めて叫ぼうとして、窓の内を見ると、今しも燈台守の夫婦とその幼き女児とが、つつましくも仕合せな夕食の最中である。
— 太宰治 『一つの約束』 青空文庫
もっとも懐かしいのは郷里の故旧の名前が呼びだす幼き日の追憶である。
— 寺田寅彦 『年賀状』 青空文庫
これは我が幼き日における深く限りなき父母の慈愛の想い出につながるからである。
— 寺田寅彦 『札幌まで』 青空文庫
父は幼き姉をすかしてその下駄を貸さした。
— 伊藤左千夫 『奈々子』 青空文庫
幼きふたりの伝令使は見る間に飛び込んできた。
— 伊藤左千夫 『奈々子』 青空文庫
無邪気な可憐な、ほとんど神に等しき幼きものの上に悲惨なる運命はすでに近く迫りつつありしことを、どうして知り得られよう。
— 伊藤左千夫 『奈々子』 青空文庫
幼き頃より今も亦然り。
— 泉鏡太郎 『甲冑堂』 青空文庫
そうして、以上の、われにも似合わぬ、幼き強がりの言葉の数々、すべてこれ、わが肉体滅亡の予告であること信じてよろしい。
— ――(生れて、すみません。) 『二十世紀旗手』 青空文庫
作例 · 標準
例句
標準
childish
作例 · 標準
例句