フラマン
フラマン
名詞名詞-の形容詞
標準
Fleming
文例 · 用例
テエヌがフラマンの絵画とその地質との関係を論じてゐるが如き、一見実に科学的な見方のやうであるが、その実、極めて都合のよい独断によつて議論が進められてゐることを吾々は発見するのである。
— 平林初之輔 『文学方法論』 青空文庫
希臘、羅馬の昔から、アンゼロ、ラフワエル、チチアノ、ダ・ンチ等の」]伊太利ルネツサンスの芸術、グレコ、ベラスケス等の西班牙派、レンブラン、リユウバンス、ダイク等の和蘭陀派及びフラマン派、マネ以下の仏蘭西近代の印象派、其等天才の芸術が地上にあるのは、常に僕等の生活に新しい元気を齎すものである。
— 與謝野寛、與謝野晶子 『巴里より』 青空文庫
マアテルリンクが、あれほど世界的に騒がれたのは、確かに、一つの新しい傾向を示したからでもあり、フラマン人独特の神秘感が、作品にユニックな味を与へてゐるからでもあるが、これよりも第一に、彼の用語が平易であり、未熟なフランス語の知識を以てさへ、充分に読みこなし得る便宜があるからであると思ふ。
— 岸田國士 『梅雨期の饒舌』 青空文庫
しかも、作全体を流れる詩は、憂鬱にして神秘、フラマンの海と森とを包む、たそがれの唄である。
— 岸田國士 『仏国現代の劇作家』 青空文庫
それは、スカンヂナヴィヤの肉に仏蘭西のソオスを掛け、フラマンの胡椒を振つたやうなものである。
— 岸田國士 『仏国現代の劇作家』 青空文庫
ただ此の作者が、その偉大さに於てでなく、思想的に、かのフラマンの神秘主義者と異る処は、恐らく此の仏蘭西人が、所謂自ら云ふところの「良識」を尊ぶあまり、却つて、「良識」ならざる「常識」的人道家の域に止まつてゐるであらう。
— 岸田國士 『サン・ジョルジュ・ド・ブウエリエについて』 青空文庫
フラマン人は西班牙政庁の羈絆を脱するや最近十九世紀の文明に乗じて一大飛躍を試みたる国民たり。
— 永井荷風 『江戸芸術論』 青空文庫
フラマン人は西班牙政庁の覊絆を脱するや最近十九世紀の文明に乗じて一大飛躍を試みたる国民たり。
— 永井荷風 『浮世絵の鑑賞』 青空文庫
作例 · 標準
彼はフラマン人の画家、ピーテル・ブリューゲルの作品について卒業論文を書いた。
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アントワープは、歴史的にフラマン文化の中心地として栄えた都市だ。
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物語の主人公は、中世フランドル地方に住む若いフラマン人の織物職人だった。
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