死にどころ
しにどころ
名詞
標準
(fitting) place to die
文例 · 用例
ただ水に入りさえすれば死ねるものと心得て入ってみたが、さてここが死にどころというのが見当らなかった。
— 京の夢おう坂の夢の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
報国の赤心をつらぬく時機に、その効果をあらわす大切な道具になると存じますので、心中ひそかに、死にどころをえた心地がいたします。
— 誰が日本民族の主人であるか 『天皇』 青空文庫
好漢まだ三十三歳、早くもここを死にどころと見極めて、軍人訓のうちにも見えるいはゆる「生死觀」の眞諦に徹して、血と粉雪にまみれ入つた彼のすがたが眼に見えるやうである。
— 吉川英治 『折々の記』 青空文庫
この度の大任こそ、男の死にどころ。
— 第五分冊 『新書太閤記』 青空文庫
作例 · 標準
「武士たるもの、戦場こそが死にどころである」と彼は覚悟を決めた。
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故郷の山で、愛する家族に見守られながら死にどころを迎えたい。
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彼女は、自分が長年尽くしてきた場所で死にどころを見つけたかった。
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