激血
激血
名詞
標準
文例 · 用例
それを、いうのか」 吉宗の激血は、やや面から醒めた。
— 吉川英治 『大岡越前』 青空文庫
」 と、口にこそ発しなかったが、怒りは心頭に燃えて、胸中の激血はやみようもなかったのである。
— 臣道の巻 『三国志』 青空文庫
時々、その激血が理性を蹴る。
— 赤壁の巻 『三国志』 青空文庫
自分の激血と兄の反射とをなだめ合うつもりで強いて低く静かに言ったのだった。
— 風花帖 『私本太平記』 青空文庫
それだけに多感で純白な心は、父母の姿やら周囲の悲壮な戦の門出にその激血をつきつめられているのらしい。
— 湊川帖 『私本太平記』 青空文庫
若い激血は祖先の悲痛な文字にふれて痛涙したものである。
— 黒白帖 『私本太平記』 青空文庫