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金魚屋

きんぎょや
名詞
1
標準
goldfish seller (vendor)
文例 · 用例
ちょうどその日金魚屋が来たので死んだのの代わりに同歳のを一尾買って入れた。
寺田寅彦 藤棚の陰から 青空文庫
復一が六年前地方の水産試験所を去って、この金魚屋の跡取りとして再び育ての親達に迎えられて来たときも、まだこの谷窪に晩春の花々が咲き残っていた頃だった。
岡本かの子 金魚撩乱 青空文庫
そしてこの谷窪を占める金魚屋の主人になるのを悦んだ。
岡本かの子 金魚撩乱 青空文庫
漠然とした階級意識から崖邸の人間に反感を持っている崖下の金魚屋の一家は、復一が小学校の行きかえりなどに近所同志の子供仲間として真佐子を目の仇に苛めるのを、あまり嗜めもしなかった。
岡本かの子 金魚撩乱 青空文庫
真佐子はそれに対して、「うちの下の金魚屋さんとこの人。
岡本かの子 金魚撩乱 青空文庫
宗十郎の家業の金魚屋は古くからあるこの谷窪の旧家だった。
岡本かの子 金魚撩乱 青空文庫
「復一こそ、この金魚屋の当主なのです。
岡本かの子 金魚撩乱 青空文庫
だから金魚屋をやるのが順当なのでしょうが、どういうことになりますか、今の若ものにはまた考えがありましょうから」 宗十郎は淡々として、座敷の隅で試験勉強している復一の方を見てそういった。
岡本かの子 金魚撩乱 青空文庫