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し尽くす

しつくす
動詞-五段-サ行動詞-他動詞
1
標準
to leave nothing undone
文例 · 用例
吾人は之を詳論するの暇なし、唯だ吾人が読者に確かめ置きたき事は、斯の如く覚醒したる国民の精神は、啻に徳川氏を仆したるのみならず、従来の組織を砕折し、従来の制度を撃破し尽くすにあらざれば、満足すること能はざること之なり。
北村透谷 明治文学管見 青空文庫
人世は遂に説明し得べからざるものなり、然らば人生を指導するものも亦た、遂に解釈し尽くす能はざる程の宝蔵にあらざれば、可なるところを知る能はず。
北村透谷 各人心宮内の秘宮 青空文庫
もし人生を汚濁穢染の土とせば、処女の純潔は燈明の暗牢に向ふが如しと言はむ、もし世路を荊棘の埋むところとせば、処女の純潔は無害|無痍にして荊中に点ずる百合花とや言はむ、われ語を極めて我が愛好するものを嘉賞せんとすれども、人間の言語恐らくは此至宝を形容し尽くすこと能はざるべし。
北村透谷 処女の純潔を論ず 青空文庫
これぞ余が冤罪を身に負いて、暫時の間に無量の艱難を閲し尽くす媒なりける。
森鴎外 舞姫 青空文庫
自分の内部の世界のすみからすみまでを照らし尽くすような気がしても、外の世界とちょっとでも接触する所には、もう無際限な永遠の闇が始まる、という事がおぼろげながらも彼の頭に芽を出しかけていた。
寺田寅彦 球根 青空文庫
良心を消磨し尽くすことは容易のことでは出来ないと見える。
国枝史郎 神州纐纈城 青空文庫
一歩踏みあやまれば、全身は直に麋爛し尽くすであろうことを思うと身の毛もよだつ。
菊池幽芳 雲仙岳 青空文庫
善鸞 私は飲んで飲んで私のからだを燃やし尽くすのだ。
倉田百三 出家とその弟子 青空文庫
作例 · 標準
「あらゆる手を尽くし、考えられる対策を全てし尽くしたが、結局解決には至らなかった。」
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「これまでやりたいことは全てし尽くした。今はもう、後悔は微塵もない。」
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「部屋の掃除をし尽くしてピカピカに磨き上げたら、心までスッキリした。」
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し尽くす(しつくす) — 幻辞.com