棒型
ぼうがた
名詞
標準
文例 · 用例
というよりも、花岡が手に持った棒型の懐中電燈のコウコウとした丸い光が、近づいて来る)村子 なんだ、あんた持っていたんじゃないのよ、アカリ!
— 三好十郎 『胎内』 青空文庫
推理小説が主人公とする近代的な怪盜よりも、また科學的犯罪よりも、民度の低い社會に行はれた“泥棒型”の方が、何となく、吾人に親しみがあり、人間らしさがあつて、讀物として讀まれる讀者心理には、まつたく異なる二つの違つた境地のものであることも確かだと思ふ。
— 吉川英治 『折々の記』 青空文庫
讀者にとつて、何か、泥棒型の犯罪の方が、身近な氣がしてゐるにちがひない。
— 吉川英治 『折々の記』 青空文庫