幻辞.com

糸織り

いとおり
名詞
1
標準
cloth woven from twisted silk yarn
文例 · 用例
」「糸織りだ」「出ました、出ました。
お蘭しごきの秘密 右門捕物帖 青空文庫
主人も老人であるが、客は更に十歳以上も老けているらしく、相当に時代のついているらしい糸織りの二枚小袖に黒斜子の三つ紋の羽織をかさねて、行儀よく坐っていた。
岡本綺堂 三浦老人昔話 青空文庫
お作は何やら糸織りの小袖に着換えて、派手な花簪を挿し、長火鉢の前に、灯影に背いて、うつむいたままぽつねんと坐っていた。
徳田秋声 新世帯 青空文庫
お作は瓦斯糸織りの不断着に赤い襷をかけて、顔は下手につけた白粉が斑づくっていた。
徳田秋声 新世帯 青空文庫
十五 朝寒のころに、K―がよく糸織りの褞袍などを着込んで、火鉢の傍へ来て飯を食っていると、お銀が台所の方で甲斐甲斐しく弁当を詰めている、それが、どうかして朝起きをすることのある笹村の目にも触れた。
徳田秋声 青空文庫
女はしおしおしたような目をして、派手な牡丹の置型のある浴衣のうえに、矢絣の糸織りの書生羽織などを引っかけて、頽れた姿形をして自分がそこへ陥ちて行った径路や、初恋などを話した。
徳田秋声 青空文庫
」 浅井はこの前から気のついていた、ついこのごろ買ったばかりの細君の指環や、ちょいちょい着の糸織りの小袖などの、箪笥に見えないことなどを言い出したが、諄くも言い立てなかった。
徳田秋声 青空文庫
糸織りの大黒頭巾を戴きたる。
三宅花圃 藪の鶯 青空文庫
作例 · 標準
「この工房では、昔ながらの技法を守り、手作業で繊細な糸織りの帯を作っています。」
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
糸織りの着物は、その独特の節が味わい深く、通好みの逸品とされている。」
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
「『この糸織りの手触り、すごく滑らかで気持ちいいわね』と、客が感心した声を上げた。」
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
「展示会には、草木染めの糸を巧みに使った色鮮やかな糸織りの作品が並んでいる。」
幻辭AI · gemini-3-flash-preview