来仲
らいなか
名詞
標準
文例 · 用例
由来仲保という観念は、思想上の矛盾の上に成立する観念である。
— 内村鑑三 『ヨブ記講演』 青空文庫
北条も此方に対しては北条|陸奥守氏輝が後藤基信に好みを通じて以来仲を好くしている、猿面冠者を敵にして立上るなら北条の亡ぼされぬ前に一日も早く上州野州武州と切って出て北条に勢援すべきだが、仙道諸将とは予てよりの深仇宿敵であり、北条の手足を※ぐ為に出て居る秀吉方諸将の手並の程も詳しく承知しては居ぬ。
— 幸田露伴 『蒲生氏郷』 青空文庫
」と一口に神戸をいひ消されてしまつた三ちやんは、折角の生まれ故郷に自信がもてなくなつたかして、それ以来仲間とあそぶのに、いつも下手に出るやうになつた。
— 大正十四(一九二五)年 『茶話』 青空文庫
しかし私と王昭君とは、本来仲がよかったので、いろいろのことを話し合った。
— 国枝史郎 『沙漠の美姫』 青空文庫
(2) 犬と猿 次には古来仲のわるい動物の代表のようにいわれている犬と猿について述べる。
— 武者金吉 『地震なまず』 青空文庫
僕の友達にも然ういう例がありました」「はゝあ」「親友でしたが、以来仲違いです。
— 佐々木邦 『求婚三銃士』 青空文庫
元来仲達の皮肉と辛辣な舌は、ときに人を刺すようなところがある。
— 五丈原の巻 『三国志』 青空文庫
それはそうと戦争が始まつて以来仲間の話は朝から晩まで大和魂とちやんちやん坊主でもちきつてゐる。
— 中勘助 『銀の匙』 青空文庫