網打ち
あみうち
名詞
標準
net fishing
文例 · 用例
さて、むかし、とっこべとら子は大きな川の岸に住んでいて、夜、網打ちに行った人から魚を盗ったり、買物をして町から遅く帰る人から油揚げを取りかえしたり、実に始末におえないものだったそうです。
— 宮沢賢治 『とっこべとら子』 青空文庫
いや、それだけならば別に問題にもならないのであるが、重兵衛はこの二、三年来、自分自身はめったに網打ちに出たこともなければ、魚釣りに出かけたこともなく、ほとんど懐ろ手で暮らしているのである。
— 岡本綺堂 『深川の老漁夫』 青空文庫
釣りにも網打ちにも出ない漁師が、いつも魚を絶やさないというには何かの子細がなければならない。
— 岡本綺堂 『深川の老漁夫』 青空文庫
そうして、そのあくる日は重兵衛が久し振りで網打ちに出てゆく姿を見た。
— 岡本綺堂 『深川の老漁夫』 青空文庫
めずらしいことだと近所でも噂していると、彼はその後毎日網打ちに出て、ほかの漁師達とおなじように稼ぎはじめた。
— 岡本綺堂 『深川の老漁夫』 青空文庫
それは、伝兵衛と云う中年の男であったが、それが初秋の比、夕飯の後で北上川の網打ちに往って、彼方此方と網を入れてみたが、不思議に何も獲れなかった。
— 田中貢太郎 『亀の子を握ったまま』 青空文庫
父は九歳の時に遠賀郡の芦屋で、お祖父様の夜網打ちの艫櫓を押したというから、相当水泳が上手であったらしい。
— 夢野久作 『父杉山茂丸を語る』 青空文庫
又首筋へ労働者でなければ見受けられない深い皺が重なり合っていたが、これは翁自身の過激な肉体的習練の結果か、又は好物の畠イジリと網打ちの結果ではなかったろうかと思われる。
— 夢野久作 『梅津只圓翁伝』 青空文庫
作例 · 標準
私は毎日網打ちについて考えている。
網打ちという言葉は日本語で重要だ。
彼は網打ちの意味を理解している。
この文には網打ちが含まれている。
標準
fisherman's throw (resembling the casting of a fishing net)
作例 · 標準
私は毎日網打ちについて考えている。
網打ちという言葉は日本語で重要だ。
彼は網打ちの意味を理解している。
この文には網打ちが含まれている。
ウィキペディア
網打ち(あみうち)とは、相撲の決まり手、捻り手の一つである。両手で相手の差し手を抱え、体を開くと同時に相手を自分の後方へねじり倒す技。漁師が投網を打つような格好に似ている事から名付けられたと言われている。1916年の書籍『実地活用相撲必勝術』ではトッタリまたは逆トッタリ(さかとったり)と呼んでいる。日本相撲協会で制定したとったり、逆とったりとは異なる技である。
出典: 網打ち — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0