山雪
やまゆき
名詞
標準
snow that falls on mountains
文例 · 用例
水郷の早春黒髪三品山色連天葦の芽あをむ水ぎはに、黒髪梳くや子の母、うなじの白さ、つめたさ、遠山雪のはるけさ。
— 北原白秋 『第二海豹と雲』 青空文庫
さて高山雪上に映る物の影は紫に見える故、支那で濃紫色を雪青と名づく(一九〇六年二月二十二日の『ネーチュール』三六〇頁)。
— 馬に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
白根山雪を帶びて、その頭だけを連山の上に露はす。
— 大町桂月 『上州沼田より日光へ』 青空文庫
かの碁盤忠信のごときは彼が専売であるにもかかわらず、吉野山雪中の立廻りなどは、猿之助の横川覚範にかえって薙ぎ立てられる形で、大鎧をきて重い兜をかぶって奮闘する彼の太刀先や足どりがとかくにみだれがちであるのを、私ははらはらしながら見物していた。
— 岡本綺堂 『明治劇談 ランプの下にて』 青空文庫
○家に居なくなった母 ○雲が母の顔に見える ○子供山の向うに行ってしまう ○茅野 ○かんてんをつくる木のわく沢山雪の上にある。
— 宮本百合子 『一九二七年春より』 青空文庫
冬になると全山雪に覆われてしまう時が時々あって、しみじみと雪の山の美しさを味わわせてくれるのである。
— 鴨長明 『現代語訳 方丈記』 青空文庫
初期のこの派の宗匠の生花の記録があるが、それは山雪や常信の花の絵をほとんどそのままにうつし出したものである。
— 茶の本 『茶の本』 青空文庫
『山林に自由存す』といふ詩も、『遠山雪』といふ詩も、『翁』も『去年の今日』も皆その丘の上の家で出来たのだ。
— 抄 『丘の上の家』 青空文庫
作例 · 標準
早朝、山頂にはすでに深い山雪が積もっていた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
冬の到来を告げる山雪は、スキーヤーたちを喜ばせた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
雪崩の危険があるため、山雪が深い地域への立ち入りは制限されている。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite