釐毫
りごう
名詞
標準
文例 · 用例
学校の規則もとより門閥貴賤を問わずと、表向の名に唱るのみならず事実にこの趣意を貫き、設立のその日より釐毫も仮すところなくして、あたかも封建門閥の残夢中に純然たる四民同権の一新世界を開きたるがごとし。
— 福沢諭吉 『旧藩情』 青空文庫
徳川の儒臣|林大学頭は、世々大学頭にして、その身分は、老中、若年寄の次にして旗下の上席なれども、徳川の施政上に釐毫の権力を持たず、あるいは国家の大事にあたりては、大政府より諮詢のこともあれども、ただ顧問にとどまるのみ。
— 福沢諭吉 『学問の独立』 青空文庫