底根そこね名詞1標準文例 · 用例たゞ均しに低能の中に、この癖が底根のように横わっています。— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫……長々と延びた横穴の彼方、闇に鎖ざされた遥かの奥からあたかも大河の流れるような轟々という水の音が、もちろん幽かではあるけれど仄かにここまで聞こえて来るのは、東鑑に記されてある――仁田四郎が究め損ったという、富士の底根を貫き流れるその大河の音かも知れない。— 国枝史郎 『神州纐纈城』 青空文庫