髄脳
ずいのう
名詞
標準
myelencephalon
文例 · 用例
常陸の親王のお書きになった紙屋紙の草紙というのを、読めと言って女王さんが貸してくれたがね、歌の髄脳、歌の病、そんなことがあまりたくさん書いてあったから、もともとそのほうの才分の少ない私などは、それを見たからといって、歌のよくなる見込みはないから、むずかしくてお返ししましたよ。
— 玉鬘 『源氏物語』 青空文庫
枕詞・歌枕といふ語も、常に動いて居たので、第一義は既に述べたが、而も疑ふべきは新撰髄脳で、果して公任作かどうかと思はれる程だ。
— 後期王朝文学史 『女房文学から隠者文学へ』 青空文庫
病症は脊髄脳膜炎とかいう劇症で、二三日|風邪の気味で寝ていたが、便所へ行った帰りに、手を洗おうとして、柄杓を持ったまま卒倒したなり、一日経つか経たないうちに冷たくなってしまったのである。
— 夏目漱石 『門』 青空文庫
織田家の恩顧に酬ゆる道もかなうまい――などと専ら聞くのですが」「まずいのう。
— 第十分冊 『新書太閤記』 青空文庫
作例 · 標準
解剖学の実習で、脳幹の一部である髄脳の構造を詳しく観察した。
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髄脳は呼吸や循環などの生命維持に不可欠な中枢を司っている。
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進化の過程において、髄脳は原始的な脊椎動物から受け継がれてきた部位だ。
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