福引き
ふくびき
名詞
標準
文例 · 用例
大福引きで箪笥や座蒲団をくれたり、商品券をくれたりするようなこともない。
— 岡本綺堂 『綺堂むかし語り』 青空文庫
福引きのような大当りはないが、大抵の店では買物相当のお景物をくれることになっているので、その景品をこれ見よとばかりに積み飾って置く。
— 岡本綺堂 『綺堂むかし語り』 青空文庫
それに福引きや何かもあるんですよ」「さう。
— 葛西善藏 『湖畔手記』 青空文庫
道わきの石垣の上には賞品や福引きの袋が積まれ、應援の樂隊として一つのボートに石油鑵が二つ積み込まれた。
— 葛西善藏 『湖畔手記』 青空文庫
山の手ながら松の内の夜は車東西に行き違いて、隣家には福引きの興やあるらん、若き男女の声しきりにささめきて、おりおりどっと笑う声も手にとるように聞こえぬ。
— 徳冨蘆花 『不如帰 小説』 青空文庫
」「四日にはきっと帰ってきてくれたまえよ」「はあ」「朝からね」「はあ」「四日の晩はおもしろいんだぜ」「楽しみにしています」「去年はお父様に箒があたって大笑いだった」「ははあ」「きみは福引きを考えたかい?
— 佐々木邦 『苦心の学友』 青空文庫
しかし一番の呼びものは福引きだ。
— 佐々木邦 『苦心の学友』 青空文庫
僕は杉山を福引きにしてやろうかな」 と照彦様はまた考えこんだ。
— 佐々木邦 『苦心の学友』 青空文庫