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ろう
名詞
1
標準
文例 · 用例
軽薄なる世人の常とて、当時|西(李陵の家は西の出である)の士大夫ら皆李家を出したことを恥としたと記されている。
中島敦 李陵 青空文庫
その使いとしてやって来たのが、はからずも李陵の故人・西の任立政ら三人であった。
中島敦 李陵 青空文庫
「如何にも自分は西の李徴である」と。
中島敦 山月記 青空文庫
西の李白、襄陽の杜甫が出て、天下の能事を尽した後に太原の白居易が踵いで起って、古今の人情を曲尽し、長恨歌や琵琶行は戸ごとに誦んぜられた。
森鴎外 魚玄機 青空文庫
「私は西の書生で辛道度という者ですが、金がなくなって食事に困っております、御主人にお願いして食事をさせていただきたいのですが、お願いしてくれませんか」「あ、御飯を、では、ちょっと、待っていらっしゃい、願ってあげますから」 女は気軽く言って門の中へ入って往った。
田中貢太郎 黄金の枕 青空文庫
「は、私は西の者で、辛道度と申します、こうして、遊学しておりますが、路用が乏しいものですから、皆様に御厄介になっております、突然あがりまして恐縮します」 道度はまぶしいような顔をして立った。
田中貢太郎 黄金の枕 青空文庫
「これこそ真箇の婿だ、女もまた神だ、沒くなって二十三年も経って、生きた人と交往していた」 そこで王妃は道度を※馬都尉にし、金帛車馬を賜うて本国の西へ帰らした。
田中貢太郎 黄金の枕 青空文庫
西に李生という若い男があった。
田中貢太郎 申陽洞記 青空文庫