織り込み
おりこみ
名詞形容詞-語幹頻度ランク #31604 · 青空 1 例
標準
weaving into
文例 · 用例
まさしく大衆文芸は、純文芸と比較して、却って思想を織り込み易い、そういう型を持って居ります」問「簡単に説明を願い度いもので」答「純文芸というものは、非常に極端に神経質に、完璧ということを必要とします。
— 国枝史郎 『大衆文芸問答』 青空文庫
即ち思想を露骨に織り込み、完璧性を傷付けた所で、叱られないというわけです。
— 国枝史郎 『大衆文芸問答』 青空文庫
ですから大衆文芸は、寧ろ思想を織り込み易い、そういう型の文芸ですよ」問「それにもかかわらず大衆文芸は、思想を織り込んでいないのですか?
— 国枝史郎 『大衆文芸問答』 青空文庫
そうして夫ればかりで無く、その直後の作に於ては、私の意見を、ほんのチラリとではあるが織り込んで、氏一流の婉曲な云い廻わし方で「あなたの意見は尤ですから織り込みましたよ」と云われた。
— 国枝史郎 『名古屋の小酒井不木氏』 青空文庫
新聞を讀んで疑問を起すやうな現代への知識は、以上の話の中へも織り込み得たし、また雜談の時に於ても扱ふことが出來た。
— 島木健作 『續生活の探求』 青空文庫
「赤紫島」は、劇中劇で「赤紫島」の革命を織り込み、ソヴェト同盟の劇場の内幕を諷刺したりしている。
— 宮本百合子 『五ヵ年計画とソヴェトの芸術』 青空文庫
そんな中で統計技官のヘルマン・ホレリスは、紋様の織り込みを自動化したジャカード織機と自動ピアノから、統計表作りの革新のヒントを得る。
— 富田倫生 『パソコン創世記』 青空文庫
しかしそれはとうに計画のなかへ織り込みずみじゃありませんか。
— 地軸二万哩 『人外魔境』 青空文庫