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疝癪

疝癪
名詞
1
標準
文例 · 用例
「そのまた薬の効能は、疝気疝癪胸痞え」までは覚えているがその先は忘れてしまった。
寺田寅彦 物売りの声 青空文庫
胴巻の金まで振るい出しても、四両二分ばかりしか無いので、不足の一両二分は旦那が足してやることにして、今夜ここへ出て来たのです」「主人がなぜ一緒に来ねえのだ」「主人が一緒に来る筈でしたが、夕方から持病の疝癪の差し込みがおこって、身動きが出来なくなりました。
青山の仇討 半七捕物帳 青空文庫
病氣は矢張り疝癪の重つたのであつた。
上司小劍 死刑 青空文庫
大福餅の荒れ食ひなんか人聞きが惡いから、金が出來ても、あれだけは止すが宜いぜ、八」「井筒屋重兵衞は疝癪で溜飮持だ。
茶碗割り 錢形平次捕物控 青空文庫
大福餅の荒れ食いなんか人聞きが悪いから、金が出来ても、あれだけは止すがいいぜ、八」「井筒屋重兵衛は疝癪で溜飲持だ。
茶碗割り 銭形平次捕物控 青空文庫
御町内の敬庵先生の處方の、疝癪の藥でございます」 國松はシトシトと説明するのです。
歩く死骸 錢形平次捕物控 青空文庫
丁寧過ぎるほど丁寧な挨拶、天氣のこと、世並のこと、疝癪で歩くのに骨が折れ、思はず手間取つた話などひとわたりあつて、さて、「實は折入つてのお願ひがあつて參りましたが――」 ときり出すのです。
地中の富 錢形平次捕物控 青空文庫
南蛮秘法の疝癪一服薬というのだが、――帰ったらすぐ使いの者に持たせてよこそう。
二服の薬 銭形平次捕物控 青空文庫