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ひと舐め

ひとなめ
名詞動詞-サ変
1
標準
a lick
文例 · 用例
それも忽ちひと舐めだ。
――木人夜穿靴去、石女暁冠帽帰(指月禅師) 夜の靴 青空文庫
二人でひと舐めふた舐めしたと思ったらそれでおしまい。
久生十蘭 ユモレスク 青空文庫
牛は舌を出して、ぺろりとひとなめやりました。
新美南吉 和太郎さんと牛 青空文庫
すると、ひとなめ牛若が息穴をなめたとたんです。
笛の秘密 右門捕物帖 青空文庫
湯をわかして、竹の皮についたひとなめの味噌を湯にといて飲む。
林芙美子 新版 放浪記 青空文庫
私はまた元のおゆみさん、胸にエプロンをかけながら、二階の窓をあけに行くと、ほんのひとなめの、薄い富士山が見える。
林芙美子 放浪記(初出) 青空文庫
フハンは主人のほおをひとなめしてから、身を転じてバケツの水をしたたかに飲み、それから主人をさそうもののごとく、顔を見あげた。
佐藤紅緑 少年連盟 青空文庫
火は、その絹のハンカチーフみたいなものを、ひとなめにして焼きつくそうとしている。
海野十三 少年探偵長 青空文庫
作例 · 標準
猫は差し出された餌を、ペロリとひと舐めして食べた。
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暑い日、冷たいアイスクリームをひと舐めすると、口の中に甘さが広がった。
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子供は新しいおもちゃの匂いを確かめるように、そっとひと舐めした。
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2
標準
engulfing (e.g. of fire)
作例 · 標準
山火事は瞬く間に広がり、森全体をひと舐めにして焼き尽くした。
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津波は沿岸の町をひと舐めにするように襲い、多くの家屋を流した。
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乾燥した大地を炎がひと舐めすると、そこには何も残らなかった。
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