幻辞.com

驚き顔

おどろきがお
名詞
1
標準
文例 · 用例
三造は酔ざめの眼で、驚き顔にそれをぼんやり眺めた。
中島敦 狼疾記 青空文庫
寿平次の妻お里は妻籠から、半蔵が旧い弟子の勝重は落合から、いずれも驚き顔に半蔵のところへ見舞いに来て、隣家の主人伊之助と落ち合った時にも、その話が出る。
第二部下 夜明け前 青空文庫
途中で二人の行きあう百姓仲間のものに驚き顔でないものはない。
第二部下 夜明け前 青空文庫
」と呟きながら次の誘惑にとりかゝるために出かけますが途々「実はさつきの宝物は悉く子供だましの玩具で、それと気づいた坊主の驚き顔を見てやりたいものだ!
牧野信一 フアウスト 青空文庫
」 とばかり驚き顔色を変えたが、なお押入れや戸棚などを探した。
国枝史郎 猫の蚤とり武士 青空文庫
郷里から急に嫁の事を言って来てね」小山「ナニ、嫁の事」と驚き顔
春の巻 食道楽 青空文庫
驚き顔に武男はわざと目をみはりつ。
徳冨蘆花 不如帰 小説 青空文庫
で、人が驚き顔で訊ねると――「僕はこの鳥籠を見るたんびに、自分の寛大さを嬉しく思うのさ」と、彼は言う。
HISTOIRES NATURELLES 博物誌 青空文庫