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製錬

せいれん
名詞
1
標準
文例 · 用例
F―なんかも、製錬ぢやあのくらゐの男は、他の礦山にはゐない。
徳田秋聲 籠の小鳥 青空文庫
真鍮の屑金として、もう一度|製錬所へ帰って坩堝の中でお仲間と一緒に身体を熔かすのだよ。
海野十三 もくねじ 青空文庫
それを見て驚いたことは、合成ゴムの研究や、マグネシウム鉱の製錬法のような、直接軍事用に必要な研究と、光速度の再測定や、サイクロトロンによるダイヤモンドの緑色化というような研究とが、平気な顔をして並んでいたことである。
――長生きをする学問の存在―― 老齢学 青空文庫
ここにはまたフューガー伯爵の製錬所があった。
伝記による医学史 偉大な医師たち 青空文庫
彼は鉱山および製錬所において仕事をし長い遍歴のあいだに多くの経験を積んだ。
Civilization And Disease (1943) 文明と病気 青空文庫
南支の櫨の実を移入して、製蝋の法を開き、内地の夜の燈火をより明るくしたのも彼であり、海外の冶金術を入れて改良を加え、いわゆる南蛮鉄の製錬を齎したのも彼だといわれている。
第七分冊 新書太閤記 青空文庫
砂鉄とアルミニュウムと混ぜて盛り上げ、その上に土をかぶせて孔をあけ、その孔から或る薬液を注ぎ込んで火をつければ、それだけで立派に製錬が出来るので、あの厖大な鎔鉱炉などを造るのは全く馬鹿気た話だ、これで今度の戦争に勝てるという傑い御機嫌だという話を、実際にその人に会って来た友人から聞いた。
中谷宇吉郎 千里眼その他 青空文庫
事実その友人が、その製錬法で作ったという鉄の標本を持って来たのを見ると、立派な純鉄である。
中谷宇吉郎 千里眼その他 青空文庫
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製錬(せいれん、smelting)とは、熱エネルギー等を利用して鉱石その他の原料から有用金属を取り出す過程のこと。電気分解や化学処理により金属の純度を高める「精錬」とは異なる。ただし、一般図書では「製錬」と「精錬」が厳密には区別されていないと指摘されている。

出典: 製錬 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0