幻辞.com

栗色

くりいろ
名詞名詞-の形容詞
1
標準
chestnut-color
文例 · 用例
其処へやつて来た此の鉄色がかつた栗色の肌の牧野信一は、部屋に這入るなり進みもしないで坐つた。
中原中也 思ひ出す牧野信一 青空文庫
栗色の癖のない髪をアメリカ印度人のように真中から分けて耳の下でぶつりと切ったファニーの眼はまだ堅かった。
有島武郎 フランセスの顔 青空文庫
栗色に塗られたペンキは剥げて、窓の硝子も大分|破れ、ブリキ製の烟出も錆腐ツて、見るから淋しい鈍い色彩の建物である。
三島霜川 解剖室 青空文庫
二十|間にも餘る巨大な建物は、見るから毒々しい栗色のペンキで塗られ、窓は岩|疊な鐵格子、其でも尚だ氣が濟まぬと見えて、其の内側には細い、此も鐵製の網が張詰めてある。
三島霜川 虚弱 青空文庫
格幅のいゝ身体に豊かに着こなした明石の着物、面高で眼の大きい智的な顔も一色に紫がゝつた栗色に見えた。
岡本かの子 過去世 青空文庫
さうして裏を返せば、薄い錫の板には Uebes Minuten と栗色に記されて、521 と番號が打つてある。
石川啄木 病室より 青空文庫
ワルトンは、栗色の髪を油でこてこてにした頭を、女の顔にぶっつかる程突き出して、褐色の瞳を小賢かしく、女の瞳に向き合せながら、幾分細長い顔にちょいちょい小皺を寄せる。
岡本かの子 決闘場 青空文庫
水仙は水仙の影、寒菊は寒菊の影、その壺も玻璃の影して、栗色の砂壁に在り。
北原白秋 観相の秋 青空文庫
作例 · 標準
彼女の髪は、陽の光に当たると、深みのある栗色に輝いた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
秋の装いにぴったりの、栗色のセーターを選んだ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
この木材は、使い込むほどに味わい深い栗色に変化していく。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite