選を異にする
せんをことにする
表現動詞-サ変-する
標準
to be in a different genre
文例 · 用例
「芸術は革命的精神に醗酵す」という宣言の下に生れた芸術とは、全く選を異にする。
— 小川未明 『芸術は革命的精神に醗酵す』 青空文庫
われ等の態度は、全然これと選を異にする。
— SPIRIT TEACHINGS 『霊訓』 青空文庫
この点においてキリスト教は、かの肉体をいやしめ、故意に身体を傷つけ、もしくは肉体からの離脱をもって救いと見る種類の宗教とは、全く選を異にするのである。
— 矢内原忠雄 『キリスト教入門』 青空文庫
琴曲ことごとく雅正ならずといえども、これを三味線に比すれば優にその選を異にするが、これの中流以上の家庭に幾分残存するのがせめてもの幸いである。
— 大隈重信 『婦人問題解決の急務』 青空文庫
従って涙香の作物に盛られたものは、面白い物語の底を流るる人間愛と、火の如き正義感で、これは世の通俗小説の、好色的な頽廃趣味とは、大に選を異にするところで、涙香を再び世に送らんとする、出版社の意図もまた此処にあることだろうと思う。
— 野村胡堂 『涙香に還れ』 青空文庫
雪子さん、あゝしたら如何でしょうの組とは聊か選を異にする積りだよ」「そう威張るばかりが能でもあるまい」「しかし天物を暴殄して、戦々兢々しているのも生き甲斐のない話だろう?
— 佐々木邦 『秀才養子鑑』 青空文庫
皆東京へ行って、大学を卒業したりしなかったりだが、押しなべての村青年とは選を異にする。
— 佐々木邦 『田園情調あり』 青空文庫
哲学者が生活の都合で会社員を勤めているんでしょう」 同僚の有象無象とは聊か選を異にするというところを印象づける積りだった。
— 佐々木邦 『ロマンスと縁談』 青空文庫
作例 · 標準
彼の初期の作品と最近の作品は、選を異にするほど作風が変わった。
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この作家は、純文学とエンターテイメント小説で、選を異にする作品を発表している。
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若手ミュージシャンたちが、それぞれ選を異にする音楽スタイルを追求している。
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