生兵法
なまびょうほう
名詞
標準
crude tactics
文例 · 用例
人間はどうかすると未熟な科学の付け焼き刃の価値を過信して、時々鳥獣に笑われそうな間違いをして得意になったり、生兵法の大けがをしてもまだ悟らない。
— 寺田寅彦 『沓掛より』 青空文庫
生兵法何とかだぜ……」Kは私を見てにやりと笑つた。
— 南部修太郎 『霧の夜に』 青空文庫
世に推事というは出来ぬもので、これがな、腹に底があってした事じゃと、うむと堪えるでござりましょうが、好事半分の生兵法、豪く汗を掻きました。
— 泉鏡花 『星女郎』 青空文庫
「生兵法を致すゆえ、大切な命をおとさねばならぬのじゃ。
— 後の旗本退屈男 『旗本退屈男 第三話』 青空文庫
」 これは、生兵法中の生兵法の手合、その中の瘋癲者が、師匠に煽られて、「えい!
— 三上於菟吉 『雪之丞変化』 青空文庫
生兵法大怪我のもとつていふのは医術の場合にもあてはまるんだ」 この話を聞いて、私は、暗然とした。
— 岸田國士 『母親の心理学』 青空文庫
修練を欠いた言葉の操作は、それが武器のつもりであればあるほど、生兵法の危険を伴ひ、相手を戸迷ひさせ、何か間違ひではないかと、頭を叩かれながら訊ねるやうなことにもなる。
— 岸田國士 『空地利用』 青空文庫
この肝の美味さを生かし、しかも、危険のない法を心得ないでもないが、余計なことを披露したために生兵法をやられても大変だから、特志があれば直伝することとする。
— 北大路魯山人 『知らずや肝の美味』 青空文庫
作例 · 標準
相手の土俵で戦うなんて、生兵法すぎるよ。
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彼はいつも生兵法で、正攻法では勝てない相手なんだ。
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生兵法に頼っていると、いつか痛い目を見るぞ。
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