絶やす
たやす
動詞-五段-サ行動詞-他動詞
標準
to exterminate
文例 · 用例
いくら革命を起して人間の首を切つても、金持と天才との種を絶やすことは六かしい。
— 寺田寅彦 『伊香保』 青空文庫
つまり私は臆病であったおかげでこの臆病の根を絶やすことが出来たような気がする。
— 寺田寅彦 『家庭の人へ』 青空文庫
けれども、その兄貴の怨みはきょうまでも消えず、お前の家の跡を絶やすつもりで、お前の女房に祟っているのでナ……出て来たものを丁寧に祭れと云うたのはここの事ジャ……エーカナ。
— 夢野久作 『いなか、の、じけん』 青空文庫
(中略) 私はいまペンを置いて「その火絶やすな」という歌を、この学校に一つしかない小さいオルガンで歌いたいと思います。
— 太宰治 『新郎』 青空文庫
」鶴村が此処で一寸言葉を絶やすと、安価な感情の持主であるところの彼は、もう、一寸浮ついた心持に変つて有りがたさうに、腕組をした。
— 牧野信一 『眠い一日』 青空文庫
今日の感化院が科学の教養のない道学先生に経営され、今日の監獄が牛頭馬頭に等しい無智なる司獄官に一任される間は百年|河清を待つも悪人や罪人の根を絶やす事は決して出来ない。
— 内田魯庵 『二葉亭四迷の一生』 青空文庫
そのことのまじりけなさの故にこそ、私たちが血縁をもって結ばれているという事実も人間史の鏡に映って云うに云えない味いに満ち、愛着の新鮮な泉をも絶やすことがないのであると思われる。
— 宮本百合子 『白藤』 青空文庫
無後爲大」とありまして、親に對する不孝の一番大きいのは相續人がなくて祖先の後を絶やすと云ふことであると云はれて居ります。
— 桑原隲藏 『支那の古代法律』 青空文庫
作例 · 標準
その地域では、絶滅寸前の貴重な植物を絶やさないよう保護活動が行われている。
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害虫を絶やすために、農薬が広範囲に散布された。
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戦争は多くの命を絶やす悲劇だ。
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標準
to let (fire) go out
作例 · 標準
冬の夜は、暖炉の火を絶やさないように注意した。
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キャンプファイヤーの火を絶やさないよう、交代で薪をくべた。
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昔の家庭では、囲炉裏の火を一日中絶やさなかった。
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