来茶
らいちゃ
名詞
標準
文例 · 用例
爾来茶道はわが国に全く動かすべからざるものとなっている。
— 茶の本 『茶の本』 青空文庫
あれは元来茶ということが分っていていわれるのか、それとも世間でみないっているから雷同していうのか、その辺を遺憾に思っている。
— 北大路魯山人 『書道と茶道』 青空文庫
古来茶道において、書は最も大切なものとされ、それが証拠として、数次の大茶人は書道においても、いずれが達人ならざるといいたいのである。
— 北大路魯山人 『高橋箒庵氏の書道観』 青空文庫
例えば古来茶道でやかましい古瀬戸は必ずしも瀬戸に出来たものではなくて、美濃で焼かれていたことが明らかになった。
— 北大路魯山人 『瀬戸・美濃瀬戸発掘雑感』 青空文庫
古来茶人の珍重する焼物の芸術的根源をなしておるということです。
— 北大路魯山人 『瀬戸・美濃瀬戸発掘雑感』 青空文庫
変化の妙味とでも言おうか、これを茶碗の景色として古来茶人はやかましく喜んでいる。
— 北大路魯山人 『古器観道楽』 青空文庫
「それでは申上げます、が、御存じの通り小堀家は御先祖|遠江守政一様以来茶道の御家柄で、東照公様御封の遠州流奥伝の秘書と、江州小室一万二千石|永代安堵の御墨付を、二つの家宝といたしております」「…………」 物々しい前置き、平次もガラッ八も固唾を呑みました。
— 御落胤殺し 『銭形平次捕物控』 青空文庫
根岸の胡蝶庵大久保北隠翁は、千家木部派の古老で本来茶道の家、物優しい親切な老人で、古代裂の鑑定は当時斯界の第一人者。
— 山本笑月 『明治世相百話』 青空文庫