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歌文

かぶん
名詞
1
標準
文例 · 用例
十七日、乙酉、京極侍従三位、二条中将雅経朝臣に付し、和歌文書等を将軍家に献ず、御入興の外他無しと云々。
太宰治 右大臣実朝 青空文庫
「島木赤彦」「久保田俊彦」という名前や、また作歌文章などを通して私の自然に想像していた島木さんは、どちらかと云えば小柄な体格をもった人でありましたが、御目にかかってみると私の想像よりはずっと大きい体格のように思われました。
寺田寅彦 書簡(※) 青空文庫
ただ著者が諸家の詩歌文章を説明する条りを、そうですかそうですかと聞いているようなものでありました。
夏目漱石 創作家の態度 青空文庫
わたくしは多く霞亭の詩歌文章を読まない。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫
医学よりして外、国語学に精しく、歌文を作つた。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫
その門下にも加藤|千蔭や村田|春海のやうに、国典の研究者といふよりは、寧ろ歌文の秀才が輩出した。
菊池寛 二千六百年史抄 青空文庫
「橄欖」でなくつても「黒い瞳」でも「詩歌文学」でも大概私の友人ばかりですから、何とかなりますよ。
牧野信一 眠い一日 青空文庫
囘顧(『日本文學講座』に寄す) 改造社から出版された日本文學講座はすでに第十四囘の配本を終り、和歌文學に、物語小説に、隨筆日記に、俳諧文學に、その他明治以來の新しい文學等に、一大文學史の觀あるこの講座もまさに完成されようとしてゐる。
島崎藤村 桃の雫 青空文庫