荒御魂
あらみたま
名詞
標準
文例 · 用例
このほのかさは、この和御魂のかおりは、また荒御魂の融和は。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
わがゆくかたは、八百合の潮ざゐどよむ遠つ海や、――ああ、朝發き、水脈曳の神こそ立てれ、荒御魂、勇魚とる子が日黒みの廣き肩して、いざ「慈悲」と、「努力」の帆をと呼びたまふ。
— 薄田泣菫 『泣菫詩抄』 青空文庫
わがゆくかたは、八百合の潮ざゐどよむ遠つ海や、――あゝ、朝發き、水脈曳の神こそ立てれ、荒御魂、勇魚とる子が日黒みの廣き肩して、いざ『慈悲』と、『努力』の帆をと呼びたまふ。
— 薄田淳介 『白羊宮』 青空文庫
わが国にては、霊魂に和御魂、荒御魂の二種を分かち、和魂は善なり、慈なり、和なり、荒魂は悪なり、暴なり、勇なりとす。
— 井上円了 『迷信と宗教』 青空文庫
ここにその御杖を新羅の國主の門に衝き立てたまひ、すなはち墨江の大神の荒御魂一五を、國守ります神と祭り鎭めて還り渡りたまひき。
— 校註 古事記 『古事記』 青空文庫