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偲ふ

しのふ
動詞-四段-ハ行-古典動詞-他動詞
1
標準
to recollect
文例 · 用例
」と、なつかしむようにいって、マタンの亜麻色のかみが、ぼうしのふちからのぞいているのをちらっと見て、「あなたのおかあさんは、亜麻色のかみをしていましょう。
新美南吉 名なし指物語 青空文庫
だが、わたしのふきならす笛の音色はあなた方、土の上の者には聞こえはせぬ。
新美南吉 おしどり 青空文庫
そこで、ふたりは、ひゅうひゅう、ひどいあらしのふくなかへとびだした。
REJSEKAMMERATEN 旅なかま 青空文庫
タイルばりの大きなだんろのそばには、ししのふたのついた、青磁のかめが、おいてありました。
GRANTRAEET もみの木 青空文庫
わたしのふところには売り忘れたアラン・ポーの「ユリイカ」が一冊しのんでゐるだけだつた。
牧野信一 浪曼的月評 青空文庫
――腕を伸して抱きあげたが、鳥は眼を閉ぢて、驚く様子もなく、わたしのふところに移つた。
牧野信一 城ヶ島の春 青空文庫
鴎は、わたしのふところから首を出して、空を見あげてゐた。
牧野信一 城ヶ島の春 青空文庫
」「不足かい」「だって、兵糧をつめないことには、いくらあっしだって、いくさはできませんよ」「それだから、金葉へでもちょっくら寄って、中ぐしのふた重ねばかりも食べようかといってるんだよ」「え?
村正騒動 右門捕物帖 青空文庫
作例 · 標準
古の歌人は、故郷の山河を偲ふ歌を詠んだ。
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遠く離れた友を偲ふ夜は、いつも月が美しかった。
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彼は失われた過去を偲ふように、静かに目を閉じた。
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2
標準
to imagine
作例 · 標準
旅人は、まだ見ぬ異国の景色を偲ふて、胸をときめかせた。
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詩人は、恋人の美しい横顔を偲ふように、筆を走らせた。
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彼は夢の中で、自由に空を飛ぶ自分を偲ふていた。
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