じろり
じろり異読 ジロリ
副詞副詞-と
標準
glancing (look)
文例 · 用例
そして人に接するのにも、わきの方からそつと寄つて行つて、じろりと横目で見て、「ああ、あれは變態だ!
— 太宰治 『津輕地方とチエホフ』 青空文庫
双方、法堂へ行って支度をしなさい」 三要はこう言ってじろりと昭青年を見ました。
— 岡本かの子 『鯉魚』 青空文庫
夕暮になって、一行が水神の八百松へ晩餐をとりに入ろうとすると、みち子は、柚木をじろりと眺めて「あたし、和食のごはんたくさん、一人で家に帰る」と云い出した。
— 岡本かの子 『老妓抄』 青空文庫
局長は疑ぐるように、うわ眼を使って、小使をじろりと見た。
— 黒島傳治 『穴』 青空文庫
すぐに盤台の方をじろりと見て……おや、きょうはなんにも持って来なかったのかいと、こう云ったときに、おまきさんの顔が……。
— 猫騒動 『半七捕物帳』 青空文庫
「では、まことに申しにくうございますが、この御相談はお断わり申しとう存じます」 女の眼はじろりと光った。
— 奥女中 『半七捕物帳』 青空文庫
小山は、骨ばった手を口にあてゝ煙にむせながら、こっちから、じろりと眼をやった。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
」 山崎は、もみ合っている工人達をじろりと一瞥した。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
作例 · 標準
彼はドアの向こうにいる人物の気配に気づき、じろりとそちらを見た。
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母は、いたずらをして母の顔を覗き込んできた子供を、じろりと一瞥した。
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「まさか、そんなことをするなんて!」と、彼女は友人の顔をじろりと見た。
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