川伝い
かわづたい
名詞
標準
following a river
文例 · 用例
三人は川伝いに、爪先あがりの狭い道をたどって行きました。
— 岡本綺堂 『鰻に呪われた男』 青空文庫
陶入道は、尚西方に遁れたが、味方の兵船は影だになく、遂に大江浦にて小川伝いに山中に入り、其辺りにて自害したと言われている。
— 菊池寛 『厳島合戦』 青空文庫
「食べ立ちで失礼だが、御用が忙がしいからお暇をします」 飯を食ってしまうと、二人は怱々にここを出て、新堀の川伝いに、豊海橋から永代僑の方角へぶらぶら歩いて行った。
— 大阪屋花鳥 『半七捕物帳』 青空文庫
怪しい異国の男に伴われて、これから一体どこへ落ちてゆくのか、二人にはよく判っていないのであるが、半分は夢のような心持で唯おめおめと引き摺られて行くと、男は一里ほども川伝いにたどって行って、それから狭い河原を越えて、むこうの河岸のさびしい村に出た。
— 岡本綺堂 『小坂部姫』 青空文庫
私は篠竹のステッキで路ばたの藪をたたきつつ、口笛まじりに、朝霧のこめた馬洗川伝いに一時間も歩くと母校の柵や、いらかがもう見え出した。
— 倉田百三 『光り合ういのち』 青空文庫
梓川伝いの道は馬車が通るほど広く、雪があってもときどき人が通うくらいで、今年はさほど悪いことはなかったが雪がウンと降ったときは雪崩の出る危険なところがたくさんある。
— 加藤文太郎 『単独行』 青空文庫
その横を川伝いにまっ直行けば、左へ曲る横町に、ライシアム・シアタアも見えるであろう。
— 芥川龍之介 『上海游記』 青空文庫
この地下墓地がいついかなる方法で建設されたかは、ウィードンには判らなかったが、しばしば彼は、川伝いに行けば人目を忍んで作業員の数隊をここまで送り込むのがいかに容易だったはずかを指摘した。
— H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft 『チャールズ・デクスター・ウォードの事件』 青空文庫
作例 · 標準
この道は川伝いにずっと続いている。
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週末は川伝いにサイクリングを楽しんだ。
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昔は、この川伝いが主要な交通路だったらしい。
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紅葉の時期には、川伝いの散歩が気持ちいい。
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