小耳
こみみ
名詞頻度ランク #40955 · 青空 248 例
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文例 · 用例
いつそもう、小刀で切つて落さうか、死んだつていい、とまで思ひつめた時に、近所のあの酒飮みのお爺さんの瘤が、このごろふつと無くなつたといふ噂を小耳にはさむ。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
T「綺麗なひとは倖せね」 と言ったのを小耳にはさんだ三次が、 お内儀に「どうしたんです」と訊く。
— 山中貞雄 『恋と十手と巾着切』 青空文庫
」 兵タイの不平を小耳にした彼は、詩吟の口調で、軽るく口ずさんだ。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
」など、すぐ上の兄のふんべつ臭き言葉、ちらと小耳にはさんで、おのれ!
— ――(生れて、すみません。) 『二十世紀旗手』 青空文庫
有名な英国のロスチャイルドってえ億万長者の二男でしたか三男でしたかが十万ポンドの懸賞付きで探したことがあるってえ仲間の無駄話を、東京に居る時分に小耳に挟んでいるにはおりましたがね。
— 夢野久作 『悪魔祈祷書』 青空文庫
いつそもう、小刀で切つて落さうか、死んだつていい、とまで思ひつめた時に、近所のあの酒飲みのお爺さんの瘤が、このごろふつと無くなつたといふ噂を小耳にはさむ。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
ラプンツェルは泣きながらも、その歌を小耳にはさみ、ふっと素張らしい霊感に打たれました。
— 太宰治 『ろまん燈籠』 青空文庫
はっきりさせて置いたほうが、後でいざこざが起らなくて、お互に気持がいいからね、などと、あなたはお客様におっしゃって居られますが、私はそれを小耳にはさんで、やはり、いやな気が致しました。
— 太宰治 『きりぎりす』 青空文庫
作例 · 標準
彼の噂を小耳に挟んでしまった。
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隣の席の会話を小耳にしながら、こっそり情報収集した。
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思わず小耳を立てて、その話を聞いてしまった。
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