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吹きすさぶ

ふきすさぶ
動詞-五段-バ行動詞-自動詞
1
標準
to blow fiercely
文例 · 用例
あとはもう、陰鬱な曇天つづきで木枯しの風ばかり吹きすさぶ
太宰治 やんぬる哉 青空文庫
冬の夜嵐吹きすさぶころとなっても、がさがさと騒々しい音で幽遠の趣をかき擾している。
国木田独歩 小春 青空文庫
吹きすさぶあらしの伴奏にあわせて後足で踊り、ちゃんとした礼儀作法を心得ている、北極グマの小さな舞踏会もありません。
――七つのお話からできている物語―― 雪の女王 青空文庫
ときには真珠のふれあうように、またときには、森に吹きすさぶあらしのように。
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen ペンとインキつぼ 青空文庫
あはれにしめやかな この深夜のふけてゆく思ひに心をかたむけわたしの心は垣根にもたれて横笛を吹きすさぶああ このいろいろの物のかくされた祕密の生活かぎりなく美しい影と 不思議なすがたの重なりあふところの世界月光の中にうかびいづる羊齒 わらび 松の木の枝なめくぢ へび とかげ の不氣味な生活。
萩原朔太郎 定本青猫 青空文庫
良寛さんの心には、寒風の吹きすさぶ越後の冬の海のはげしさが、ひそんでゐた。
新美南吉 良寛物語 手毬と鉢の子 青空文庫
流石に平安朝の匂のする談で、吹きすさぶ風の中にも春の日は花の匂のほのかなるかな、とでも云ひたい。
幸田露伴 平将門 青空文庫
けれどもこの辺の田野の名物である榛の木立が畦道の碁盤目や綾菱形の上に立ち並び、その梢には乾びた実が房になって懸かり、吹きすさぶ夜風に絶えず鳴るのでその音からしてだけでも、微塵の玉屑が空に立ち昇るように感じられるそのためにか月下の世界は白檀の燻気ほどにはほのかな色に染められているように思われます。
岡本かの子 生々流転 青空文庫
作例 · 標準
北風が吹きすさぶ中、旅人たちはマフラーを顔に巻きつけた。
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嵐の夜、窓の外では激しい風が吹きすさんでいた。
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「うわー、寒い!」海岸では、潮風が吹きすさんで肌を刺すようだった。
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2
標準
to play (a flute, etc.) for fun
作例 · 標準
彼はたき火のそばで、気ままに竹の笛を吹きすさんでいた。
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少年は、夕暮れの河原で寂しげにハーモニカを吹きすさんでいた。
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祭りの準備の合間に、太鼓を叩きながら仲間が笛を吹きすさぶ
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吹きすさぶ(ふきすさぶ) — 幻辞.com