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筒先

つつさき
名詞
1
標準
nozzle
文例 · 用例
消防当局のほうでもたとえばポンプや梯子の改良とか、筒先の扱い方、消し口の駆け引きといったようなことはかなり詳しく論ぜられていても、まだまだだいじないろいろの基礎的問題がたくさんに未研究のままで取り残されているのである。
寺田寅彦 函館の大火について 青空文庫
」 そこに絶望の声を放つと、二条ばかり、筒先を格子に向けた。
泉鏡花 日本橋 青空文庫
猛狒怒つて刀身を双手に握ると、水兵は焦つて其胸先を蹴上げる、此大奮鬪の最中沈着なる海軍士官は靜かに進み寄つて、二連銃の筒先は猛狒の心臟を狙ふよと見えしが、忽ち聽ゆる一發の銃聲。
押川春浪 海島冐檢奇譚 海底軍艦 青空文庫
この上は問題の尾白を見つけ次第に、自分の筒先で撃ち留めるよりほかはなかった。
岡本綺堂 青空文庫
そのポンプはかなり上等のものだったらしく、長いゴムのホースの尖端の筒先から迸る水が、数間先の土塀を越えて、通行人を驚かした。
夢野久作 父杉山茂丸を語る 青空文庫
父は手ずから金盥に水を入れて二階の板縁に持出し、私と二人でポンプを突いて遊んでくれたが、その中に退屈したと見えて、私の顔に筒先を向けては大声で笑い興じた。
夢野久作 父杉山茂丸を語る 青空文庫
斯んな時には何を見ても、ザラついて身うちがゾツとするのです、口を開けて眼を瞑つてゐても吸入器の筒先きの硝子を感じると堪らない、だから私は口をあけて、眼を反らして、花を視詰めてゐるのです。
牧野信一 趣味に関して 青空文庫
私の窓から突き出るであらう遠眼鏡は鉄砲の筒先きに似てゐる、伸し切ると細くステツキ程の長さになるのだ、樹々の間をすかして海を見降すには如何してもステツキの長さに伸し切らないと渚の人達の顔の判別はつくまい。
牧野信一 どうしたら私は憐れな彼女を悸さずに済せるだらう 青空文庫
作例 · 標準
消防士が火災現場でホースの筒先をしっかりと握り、放水を開始した。
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スプレー缶の筒先が詰まってしまい、中身が出てこない。
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彼は銃の筒先を標的に向け、静かに引き金を引いた。
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