人音
ひとおと
名詞
標準
sound of someone (being near or coming)
文例 · 用例
四「岩沼――岩沼――」 弁当、もの売の声が響くと、人音近く、夜が明けたと思ふのに、目には、何も、ものが見えない。
— 泉鏡太郎 『続銀鼎』 青空文庫
たとえばショパンや、ベートーベンや、ドビッシーやは、常に一般から詩人音楽家と呼ばれている。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
船の上は、ひっそり人音もなくなりました、ただ、舵とりだけが、あいかわらず、舵をひかえて立っていました。
— DEN LILLE HAVFRUE 『人魚のひいさま』 青空文庫
太一は又宛若の神君と同じく、見ることを得ざれども聞くことを得べく、其言は人音と等しいと言はれてゐる。
— 幸田露伴 『道教に就いて』 青空文庫
この戸口の奥にあるくるる戸もあいていて、そして人音がない。
— 花宴 『源氏物語』 青空文庫
片桐は、いつもこれで、慶一が知らない黒人音楽を聴いている。
— 第1章 ローラーコースター、1966年 『45回転の夏』 青空文庫
こんな思いをしているのに、真琴ちゃんは一人音楽をのん気なかおして聞いているなんて、ほんとにあんまりと、プリプリ内心怒っておりましたの。
— 夢野久作 『東京人の堕落時代』 青空文庫
この怪振動こそは今から二十二三年前に、ジョン・ホプキンス大学のウッド博士が発明した殺人音波の変形応用なのです。
— 海野十三 『空中墳墓』 青空文庫
作例 · 標準
昔は人買い(ひとかい)によって多くの人々が奴隷として売買された。
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人買い(ひとかい)の悪徳業者は、社会から厳しく非難されるべきだ。
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歴史ドラマでは、悲惨な人買い(ひとかい)の場面が描かれていた。
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