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幽顕

ゆうけん
名詞
1
標準
文例 · 用例
神のいはりを覘くよしもが体といふ 宅はなるれば、天地と 我の間に、垣一重なし天地の間に 隔なき魂を しばらく 体の つゝみをるなり物皆を 立つ雲霧と思へれば、見る目 嗅ぐ鼻 幽世と同じ幽顕 一重の蝉の翼も支へず。
折口信夫 橘曙覧評伝 青空文庫
だが幽顕と謂つた、生硬な語句から導かれては、其すら却ておもしろくない比喩のやうに感じられる虞れがある。
折口信夫 橘曙覧評伝 青空文庫
(以上、義解の本文)釈に云はく、……遊部は、幽顕の境を隔て、凶癘の魂を鎮むる氏なり。
折口信夫 和歌の発生と諸芸術との関係 青空文庫
浦田長民曰、以幽為宅、以顕為寓者魂也、魂出幽而来於顕則身生、去顕而帰於幽則身死、幽顕分域而一魂居之、生死殊途而一魂渉之。
井上円了 通俗講義 霊魂不滅論 青空文庫
幽顕、域を分かちて一魂これにおる。
井上円了 通俗講義 霊魂不滅論 青空文庫
『於茂秘伝草』に曰く、「おおよそ現身のこのわが世間に、幽顕の二道あり。
井上円了 通俗講義 霊魂不滅論 青空文庫
浦田氏の『大道本義』に曰く、「以幽為宅、以顕為寓者、魂也、魂出幽而来於顕、則身生、魂去顕而帰於幽、則身死、幽顕分域而一魂居之、生死殊途而一魂渉之。
井上円了 迷信と宗教 青空文庫
幽顕域を分かちて、一魂これにおり、生死、道をことにして、一魂これにわたる)と。
井上円了 迷信と宗教 青空文庫