カツカツ
カツカツ異読 かつかつ
副詞名詞-の形容詞
標準
barely
文例 · 用例
ある朝、お日様がカツカツカツと厳かにお身体をゆすぶって、東から昇っておいでになった時、チュンセ童子は銀笛を下に置いてポウセ童子に申しました。
— 宮沢賢治 『双子の星』 青空文庫
頭に一人の手して、力|逞ましきが猪首にかかげ持ちて、朱盆の如き口を張り、またふさぎなどして威を示し候|都度、仕掛を以てカツカツと金色の牙の鳴るが聞え候。
— 泉鏡花 『凱旋祭』 青空文庫
今まで比較的に、平穏無事であったために、軌み合うことなしに過ぎた二人の性格の歯車が、今やカツカツと音を立てて触れ合っているのだった。
— 菊池寛 『貞操問答』 青空文庫
五 二人ぎりで、鋪道を歩いて行くと、さすがに美和子は話がないらしく、カツカツとハイヒールの靴音を立てて、おとなしく一歩後からついて来た。
— 菊池寛 『貞操問答』 青空文庫
「年位ゐ何だ、十位ゐ違ふのが何だ、カツカツカツ!
— 牧野信一 『余の倅に就いて』 青空文庫
頭はカツカツと熱くなつて、爪先の方は寒けを覚えた。
— 牧野信一 『公園へ行く道』 青空文庫
意識出来る眠さなんて通り越して了つて、得体の知れぬ熱さがカツカツと身体中を駆け廻つてゐるやうな気がした。
— 牧野信一 『眠い一日』 青空文庫
カツカツカ……おい、一寸煙草をお前外から買つて来て呉れ。
— 牧野信一 『円卓子での話』 青空文庫
作例 · 標準
「今月は友人の結婚式が三件も重なっちゃって、家計が本当にカツカツだよ。」
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締め切りまであと一時間しかないのに、作業の進捗はかなりカツカツな状態だ。
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「あいつ、いつもカツカツのスケジュールで移動してるから、見てるこっちがハラハラするよ。」
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