呈茶
ていちゃ
名詞
標準
serving tea (esp. in tea ceremony)
文例 · 用例
「こんなに獲っていちゃ、シベリヤの兎が種がつきちまうだろう。
— 黒島傳治 『雪のシベリア』 青空文庫
」「そんな、しかし一寸した慾にとらわれていちゃ仕様がない。
— 黒島伝治 『豚群』 青空文庫
巡査は重々しき語気をもて、「はいではない、こんな処に寝ていちゃあいかん、疾く行け、なんという醜態だ」 と鋭き音調。
— 泉鏡花 『夜行巡査』 青空文庫
直ぐ口を明けて見たかったけれど、先ア後の事と、せっせと朝飯の仕度をしながら「え、四五日どころか自宅なら十日もあるよ」 昨夜磯吉が飛出した後でお源は色々に思い難んだ末が、亭主に精出せと勧める以上、自分も気を腐らして寝ていちゃ何もならない、又たお隣へも顔を出さんと却て疑がわれるとこう考えたのである。
— 国木田独歩 『竹の木戸』 青空文庫
「ここが開いていちゃ寒いでしょう。
— 泉鏡花 『女客』 青空文庫
)重兵衛 わたしばかりが遠慮なしに喰べていちゃあ失礼だ。
— 岡本綺堂 『影』 青空文庫
今までみたいに待合にばかり泊っていちゃ、伊奈子のためにならないからナ。
— 夢野久作 『鉄鎚』 青空文庫
――こりゃ、ひとにたよっていちゃだめだ、じぶんの力でしなけりゃ、と。
— 新美南吉 『牛をつないだ椿の木』 青空文庫
作例 · 標準
美術館の茶室では、名画を鑑賞した後の余韻を楽しみながら呈茶を受けることができる。
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ホテルのロビーで呈茶のサービスがあり、到着早々、長旅の疲れが癒やされた。
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お祭りの会場で、着物姿の女性たちが参拝客に丁寧に呈茶を行っていた。
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