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親がかり

おやがかり
名詞名詞-の形容詞
1
標準
dependent on one's parents
文例 · 用例
遊女や売春婦等のいる所へは、絶対に行くことを禁じられていたし、第一親がかりの身では、そんな遊興費の銭を持つことができなかった。
萩原朔太郎 老年と人生 青空文庫
といって、市野さんもまだ親がかりの身の上で、わたくしを引取ってくれるというわけにもいかないのは判り切っていますから、そのときに三十円ばかりのお金を受取ったんですが、世話をしてくれた人の礼金に十円ほど取られて、残りの二十円を市野さんとわたくしとで二つ分けにしました。
岡本綺堂 水鬼 青空文庫
未だ親がかりであるうへに、さうした愛人をもつてゐることが、一層資産家の彼の父を頑なにしたので、この洋画家と音楽家との愛人同志の生活は幸福ではなかつた。
徳田秋聲 彷徨へる 青空文庫
その人々の云うところは、もとのプロレタリア文学運動などは親がかりの若僧が観念的に大衆化を叫んでいたのであって、考えて見ればそれらの人間が大衆を云々するなどとは烏滸がましい、という風な論である。
宮本百合子 文学の大衆化論について 青空文庫
そのためには僅かな学問を資本にして、多くの他の青年がまだ親がかりで専心に勉強しているような年頃から、田辺のお婆さんの言う「女の子」を教えに行くような辛い思を忍ばなければ成らなかった。
島崎藤村 桜の実の熟する時 青空文庫
それも親がかりの場合に一番すらりと感じられる結論で、それなら職業を女のひとが主婦として家庭の仕事と自分の職業と夫婦生活の幸福という点から考えた場合、そう簡単に今迄あったとおりの形で家庭がいいと肯定もしきれますまい。
宮本百合子 女性の生活態度 青空文庫
いわば親がかりで気焔をあげているところがあった。
宮本百合子 若き世代への恋愛論 青空文庫
経済的に自立する丈の能力を持たず、さりとて、社会的な勤労に従事したこともなかったそれらの婦人達が集まって、文化文学についての情熱を吐露し合ったとしても社会生活における根のなさ、経済的親がかりの事情は、彼女たちの現実の能力を制約した。
宮本百合子 私たちの建設 青空文庫
作例 · 標準
彼は30歳を過ぎても、いまだに親がかりで生活している。
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大学卒業後も就職せず、親がかりでぶらぶらしている友人をどうにかしたい。
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親がかりの身分では、彼女にプロポーズする自信がない。
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「いつまで親がかりでいるつもりだ?」と父親に叱られた。
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