杏子
あんず
名詞
標準
文例 · 用例
玉菜と杏子を詰めた豚の丸焼が出た。
— VECHERA NA HUTORE BLIZ DIKANIKI 『ディカーニカ近郷夜話 後篇』 青空文庫
その壁には高さ四間もあろうかと思われる杏子の枝を見ごとに這いまとわせてあるのが十数本並んでいて珍らしかった。
— 野上豊一郎 『シェイクスピアの郷里』 青空文庫
湖畔にはもう春が来て、杏子や梨の花ざかりで、草原にはたんぽぽが群生していた。
— 野上豊一郎 『吹雪のユンクフラウ』 青空文庫
乾杏子を二つ三つたべて、これはアメリカの何処に実つた杏子かと思つてみる。
— 片山廣子 『乾あんず』 青空文庫
乾杏子からほし葡萄を考へる。
— 片山廣子 『乾あんず』 青空文庫
あまり物もたべず、酒ものまず、ただ乾杏子をたべて、乾葡萄をたべて、涼しい果汁をすこし飲んでゐたかもしれない。
— 片山廣子 『乾あんず』 青空文庫
私は村里の小さな家で、降る雨をながめて乾杏子をたべる、三つぶの甘みを味つてゐるうち、遠い国の宮殿の夢をみてゐた、めざめてみれば何か物たりない。
— 片山廣子 『乾あんず』 青空文庫
」 料理場を飛び出すと、まるで巫女のように宙を飛んで家へ駆けてゆき、お台所から鶏卵と水飴と乾杏子をひっ攫って、えらい勢いで駆け戻って来ました。
— 月光曲 『キャラコさん』 青空文庫
ウィキペディア曖昧さ回避
杏子(あんず/きょうこ/あんこ)
きょうこ
あんこ
- 上原杏子 — 漫画GTOの登場人物。
関連項目
- 杏っ子 — 室生犀星の小説。
- 杏
- アンズ (曖昧さ回避)
- アプリコット
- 『杏子』 — コトバンク
- Wikipedia:索引 あん#あんす
出典: 杏子 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0