科学万能
かがくばんのう
名詞
標準
belief that everything can be explained by science
文例 · 用例
だから、いくら科学万能の世の中でも、疑問は疑問にして置かなければならないやうな場合が沢山にある。
— 田山録弥 『ある時に』 青空文庫
予言を批難しようとする科学万能の現代人は、「天壌無窮」「八紘一宇」の大予言を、いかに拝しているのか。
— 石原莞爾 『最終戦争論』 青空文庫
文学において科学万能時代のいわゆる時代派から象徴派(象徴派とても科学を無視はしないが)に移ったように、探偵小説も、神秘的、超人的なものがあるいは喜ばれるようになるかもしれない。
— 小酒井不木 『科学的研究と探偵小説』 青空文庫
右や左に気兼ねをして、然もどんな実践力も示さない未組織インテリの態度に歯かみをした所まではいいが、ブルジョア才人は才に堕して、彼の「青春行状記」に現われた直木的科学万能論と共に、六方を踏みながらファッショの陣営へ乗り込んだ。
— 宮本百合子 『ブルジョア作家のファッショ化に就て』 青空文庫
しかも唯物宗の牧師、科学万能教の宣教師をもって自ら任じている科学者のすべては、それでもまだ懲りないで、脳髄の絶対礼讃を高唱している。
— 夢野久作 『ドグラ・マグラ』 青空文庫
いかに科学万能の秘密境であるかは知らないが、この一人一人が造られた人間だとは、とても信じられなかった。
— 蘭郁二郎 『地図にない島』 青空文庫
したがって科学が発達すればするほど、そういった便利な器械や器具が発達することになり、ついには御承知の如く、誰言うとなく「科学万能」というような声さえ用いられて来るようになりました。
— 三澤勝衛 『自力更生より自然力更生へ』 青空文庫
したがって、実はまだまだ科学万能どころの話ではございません。
— 三澤勝衛 『自力更生より自然力更生へ』 青空文庫
作例 · 標準
祖父は「科学万能の時代だからこそ、心の豊かさが必要だ」とよく言っていた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
科学万能を信じてやまない彼も、人知を超えた現象には首を傾げるだろう。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
かつては科学万能と謳われた時代もあったが、現代ではその限界も認識されている。
幻辭AI · gemini-2.5-flash