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参らす

まいらす異読 まゐらす
Nidan verb (lower class) with 'su' ending (archaic)動詞-他動詞
1
標準
to present
文例 · 用例
れいによりてのしのしとあゆみながら、茨など生いしげりて、衣の袖をさえぎるにあえば、すかすかと切って払いて、うつくしき人を通し参らす
泉鏡花 龍潭譚 青空文庫
晩景、留守を預るこの老番頭にあてて、津に出張中の主人から、里見氏の令夫人参宮あり、丁寧に宿を参らすべき由、電信があったので、いかに多数の客があっても、必ず、一室を明けておく、内証の珍客のために控えの席へ迎え入れて、滞りなく既に夕餉を進めた。
泉鏡花 伊勢之巻 青空文庫
(胸の手箱を高く捧げ、さし翳して見せ参らす
泉鏡花 多神教 青空文庫
「……干鯛かいらいし……ええと、蛸とくあのく鱈、三百三もんに買うて、鰤菩薩に参らする――ですか。
泉鏡花 木の子説法 青空文庫
今、この瞳に宿れる雫は、母君の御情の露を取次ぎ参らする、乳の滴ぞ、と袂を傾け、差寄せて、差俯き、はらはらと落涙して、「まあ、稚児の昔にかえって、乳を求めて、……あれ、目を覚す……」 さらば、さらば、御僧。
泉鏡花 草迷宮 青空文庫
唯見て、嬉しそうに膝に据えて、熟と視ながら、黄金の冠は紫紐、玉の簪の朱の紐を結い参らす時の、あの、若い母のその時の、面影が忘れられない。
泉鏡花 雛がたり 青空文庫
金岡の萩の馬、飛騨の工匠の竜までもなく、電燈を消して、雪洞の影に見参らす雛の顔は、実際、唯瞻れば瞬きして、やがて打微笑む。
泉鏡花 雛がたり 青空文庫
れいによりてのしのしとあゆみながら、茨など生ひしげりて、衣の袖をさへぎるにあへば、すかすかと切つて払ひて、うつくしき人を通し参らす
泉鏡花 竜潭譚 青空文庫
作例 · 標準
遠方よりお越しいただいたお礼として、土地の銘酒を主君に参らす
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戦の勝利を報告するため、討ち取った敵将の兜を御前にて参らす
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国の平安を祈願して、名工が鍛え上げた宝剣を神社に参らす
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2
標準
to do
作例 · 標準
殿のお役に立てるよう、微力ながら精一杯のお勤めを参らす所存でございます。
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格式高い儀式の場において、古式ゆかしい優雅な舞を参らす
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大切な賓客をお迎えするにあたり、心を込めて最高のおもてなしを参らす
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参らす(まいらす) — 幻辞.com